自己PR文ってどうやって書いたらいいんだよという話
私はずいぶん長くアイドルのファンというものをやっているのですが、皆さん普段まったく気に留めてないくせに実はこんなにもあの事務所に物申したいことがあるんだな……!?というのが今回の騒動で一番驚いたことです。
さて。前回「自己PRって結局何書いたらええねん」ということをお話しました。ので、今回は「じゃあどうやって書いたらええねん」ということについてもお話したいと思います。さっそくまいりましょう。
■1. 紙とペンを用意してください。
■2. 「学生時代に力を入れたことはなんですか?」というこれまで生まれたすべての就活生が一番聞かれたワードランキング1位の質問に対する答えを書いてみてください。
■3. ……「サークルで幹事長を務めた」「バイトリーダーになった」「○○社のインターンに行った」? なるほどそれはすばらしいご経験です。
ただ、これはあくまで「やったこと」です。「うん。それで?」って意地悪に聞かれてしまってもしかたないです。
おそらく、面接官が聞きたいのはあなたが「やったこと」ではなくて「できること」。「再現できること」を聞きたいんです。というのは前回お話したとおりです。
では、「やったこと」をベースにあなたが「できること」を説明するにはどうしたらいいのか。はい、こっから今日の本番です。
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■1. さっきの紙の続きに、【やったことなかったけどやってみたこと】【できなかったけどできるようになったこと】をそれぞれ書いてみてください。これは、あなたの“できたこと”です。
■2. 「二つ書いたうちこっちのほうがキツかったなー」という方を選び、そのときの“プロセス(過程)”をできるだけ細かく書いてください。スゴいことや珍しいことじゃなくていいです。細かく言えることが大事です。
■3. ここはちょっと大変です。先ほど書いた「できたこと」と「そのプロセス」をよく見て、自分はこういうとき、こういうふうに行動するなーという“自分の法則”を見つけましょう。できるだけ抽象的なものにするのがポイントです。
■4. ここまでの作業を、以下の順番でまとめてみましょう。
1. やったこと
2. やったことなかったけどやってみたことorできなかったけどできるようになったこと
3. そのときのプロセス
4. この3つから導き出した“法則”
■5. よくできました。が、これだけじゃダメです。これを、人に伝えられる形にしなければなりません。ひっくり返しましょう。こんな感じです。
★私は○○(~という法則を持った)人です。例えば~
1. やったこと
2. やったことなかったけどやってみたことorできなかったけどできるようになったこと
3.そのときのプロセス
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はてさて、これできちんとつたわる自己PR文ができたのでしょうか? とりあえずやってみていただいてもいいですが、そろそろ時間切れなので今日はこのへんで。引っ張りすぎですが、次回はこのテンプレートを使って例文を書いてみます。さいとうでした。
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