アイティメディア採用担当のつぶやき2017

アイティメディア採用担当が考えていることなどを不定期でつぶやきます

自己PR文って何を書いたらいいんだよという話

えっ2016年ってもう明けてから15日も経つんですか……。このペースをあと23回繰り返したら今年も終わってしまうということは今年もおそらくあっという間に過ぎてしまうのでしょうね(怖い話)。

 

さて。学生の皆さんも、年が明けていよいよ就活モードも始まってくる頃合いでしょうか? 様々な企業の説明会に行ったり、OB・OGの先輩に話を聞いてみたり、初めてエントリーシートを書いてみたり、少しずつ準備を整えていらっしゃるのではないかと思います。

 

そんな中で、おそらく誰もが一度はぶち当たる壁。ほとんど必ず書く機会があり、就職活動以外ではまったくといっていいほど書かないもの。それが“自己PR文”というやつです。

 

私は苦手でした。自己PR文……そもそも自己PRって何をPRしたらいいんだよ……カラオケが得意ですとか、お酒はイケる口ですとか、そういうのじゃダメなんですよね? きっと。しかし、「サークルで副幹事長をやってました」とか「みんなをまとめるリーダーシップがあります」みたいなことを書いてほしいわけでもないんですよ。

 

今なら分かる。ここではですね、入社したときに“再現できること”を教えてほしいんです。

 

会社に入ったら、おそらくあなたはこれまで一度もやったことがないことをやる機会にめちゃくちゃぶち当たり続けることと思います。インターン先で営業をやってましたとか、サークル活動でも企業の人と交渉しましたとか、似た経験をなぞることはあるかもしれません。ただ、市場環境や個別のケースはいつも異なり、それに柔軟に対応しながら目標を達成できる人というのが、仕事のデキる人というやつなんですよね。つまり、社会人っていつも<やったことがないことをやる>ものだと思うんですよ。多くの場合。

 

では、やったことがないことに臨むときに、あなたはどうするか。どんな気持ちを持って、どうやって取り組むか。そもそも、挑戦することそのものから逃げない人か。そして、あなたのその行動は、状況が変わっても、つまり、その場所が学校・サークルから会社になっても、再現性があることか?

 

一部の技術職や研究職では、現時点のスキルが問われることもあると思いますが、あなたのこれまで培ってきた経験や人間性を見るタイプの選考の場合、多くの場合ここがまずひとつめの確認ポイントになるのではないかと思います。他の企業さんの採用活動のことはあんまり分からないですが、そんなに的外れでは無いのではないかなあ、多分……。

 

次回は上記をふまえた上で、誰でも今日から書ける自己PR文のテンプレートをお伝えします。さいとうでした。

 

※やったことがないことをやってみたくなりがちな方はこちら▼

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